不動産投資で競売物件を購入するケース

長引く低金利で、預貯金の利息や有価証券の配当で大きな収入は期待できず、安定収入としては不動産投資が注目の的になっています。
 投資には、保有している間の収入=インカムゲインと、売却によって得られる売却益=キャピタルゲインがあります。
 預貯金の利息や株式の配当、不動産投資の場合は家賃収入がインカムゲイン、解約や売却によって一時に得られるのがキャピタルゲインで、一般的にはインカムゲインは長期安定、キャピタルゲインは継続はしませんが一度に多額の利益を上げられる場合があります。
 不動産投資が注目を集める理由はインカムゲインの大きさで、預金の利息は年間数百円から数千円でも、家賃収入は毎月数万円も可能です。
 これは、不動産自体に担保価値があるため、物件を担保にローンで資金調達をして、毎月の返済には家賃収入を充てていけば、少ない手元資金で投資をして、返済が終わったらあとは収入が手元に残るばかりです。
 投資の対象物件を選ぶときは投資利回りに着目します。投資利回りとは、年間の家賃収入を投資金額で割り戻した利回りで、例えば3000万円で購入した物件で、毎月8万円、年間96万円の収入なら、投資利回りは3.2%、毎月12万円、年間144万円なら利回り4.8%と計算します。
 投資利回りが借入金の調達金利以上であればメリットが出ることになるため、少ない投資金額でより大きな収入が得られれば、投資対象としての魅力が大きくなります。
 競売物件は、市場価格より手ごろな価格が多いため、投資対象として魅力的に見えることが少なくありません。
 ただし、競売に至るまでの間に、マンションの場合は管理費や修繕積立金の滞納などがあると、競売代金のほかに債務も一緒に引き受けることになります。また、現在賃貸中の物件の場合、オーナーが変わってもすぐに賃借人に退去を求めることはできません。
 競売物件の中から掘り出し物を見つけるためには、管理費や修繕積立金の滞納、家賃の滞納をしていたり、安い家賃で契約している賃借人の存在など、現況の確認が大切です。

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